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要するに

脱落

❌ たばこを吸う人の隣に行ったら、たばこのにおいが服に染みてとれなくなる。また、(彼らは)灰とか吸いさしを道に捨てる。たんつばを吐いたら、道が汚くなる。そして、たばこを吸う人と話したら、口からたばこのにおいがする。手からもにおいがする。Φ喫煙はいろいろな面で悪いのだ。
✅ たばこを吸う人の隣に行ったら、たばこのにおいが服に染みてとれなくなる。また、(彼らは)灰とか吸いさしを道に捨てる。たんつばを吐いたら、道が汚くなる。そして、たばこを吸う人と話したら、口からたばこのにおいがする。手からもにおいがする。要するに、喫煙はいろいろな面で悪いのだ。

Learners have the tendency to forget to use「要するに」to summarize after writing such long sentences. Although it's not necessary to summarize after a long paragraph every time, in this case the writer intended to summarize with their last sentence but forget to add「要するに」.

付加

❌ 私は去年9月に日本へ来ました。要するに、もう1年が過ぎました。
✅ 私は去年9月に日本へ来ました。きて、もう1年が過ぎました。

⭐ 私は、今、日本人との反すことができるし、手紙のやりとりをすることもできます。要するに、先生のおかげで、日本語が上手になったと思います。
✅ 私は、今、日本人との反すことができるし、手紙のやりとりをすることもできます。先生のおかげで、日本語が上手になったと思います。

「要するに」is used but not needed in either of these examples. In the first example, the second sentence is just a simple declarative sentence (nothing is summarized). In the next example, however, if「要するに」were used, the nuance come off as pushy or assertive in tone. It sort of has the meaning of「自分はこう思うのだ」. Because this sentence is to show gratitude towards the teacher, using「要するに」actually gives it the opposite nuance of the intended meaning, so be careful of mistakes like this.

要するに→結局

❌ 長い会議だった。要するに、この提案は無事に通過した。
✅ 長い会議だった。結局、この提案は無事に通過した。

This example expresses「途中に紆余曲折があり、事態が終結した」. Rather than summarizing, the sentence arrives at a result, so「結局」is more suitable.

要するに→だから

⭐ あした雨が降るそうだ。要するに、傘を持って行ってください。
✅ あした雨が降るそうだ。だから、傘を持って行ってください。

❌ 私たちは学生である。要するに、勉強を忘れてはいけない。
✅ 私たちは学生である。だから、勉強を忘れてはいけない。

❌ 彼はブラックコーヒーが飲めない。ようするに、彼がコーヒーを飲むには、ミルクと砂糖が必要だということだ。
✅ 彼はブラックコーヒーが飲めない。だから、彼がコーヒーを飲むには、ミルクと砂糖が必要だということだ。

All of these examples are short and display the pattern of cause and result, so「要するに」cannot be used (not a summary). The spoken and subjective「だから」is more suitable for these sentences.

要するに→また

❌ 私は北京や日本に行ったことがあります。要するに、世界のいろいろな美しい都市へ行きたいです。
✅ 私は北京や日本に行ったことがあります。また、世界のいろいろな美しい都市へ行きたいです。

The first sentence simply explains the person's experience traveling. After that comes an abrupt jump to a conclusion. Also,「要するに」cannot be used with expressions of volition「~たい」.

文末

❌ 隣の家の人は、先月新しくて高い車を買った。先週5人の子供に大きいバイクを買ってあげて、今日は大きい家を買った。要するに、お金があれば、何で買える
✅ 隣の家の人は、先月新しくて高い車を買った。先週5人の子供に大きいバイクを買ってあげて、今日は大きい家を買った。要するに、お金があれば、何でも買えるということだ

⭐ 長い話だったが、要するに「勉強というものは、すればするほどわからなくなる」ということを感じたであろう
✅ 長い話だったが、要するに「勉強というものは、すればするほどわからなくなる」ということを感じたはずである

These examples show the speaker's judgment or thoughts about what is spoken, so any of these「のだ」「ということだ」「はずだ」など is needed.

主語・主題の脱落

❌ 試験の結果は悪かった。要するに、私の責任だ。
✅ 試験の結果は悪かった。要するに、それは私の責任だ。

This example doesn't have a topic for the second sentence, so it's better to add a topic so that the listener doesn't misunderstand. It's important to be clear.

主語・主題と文末

❌ 社長の発言には、三点ある。要するに、皆さん協力して先月の損失を挽回する
✅ 社長の発言には、(重要な点が)三点ある。それは、要するに、皆さん協力して先月の損失を挽回しようということである

Like with the 文末 examples, this one shows the speaker's judgment or thoughts about what is spoken, so any of these「のだ」「ということだ」「はずだ」など is needed.

This sentence also has the added「それは」to help the listener understand exactly what the topic of the sentence is.

Points to Note

「要するに」「すなわち」「つまり」「結局」all have different points.
要するに:前に述べたことをまとめて要約する。
すなわち:Aの内容を別の語Bで言い換える(A=B)。
つまり:Aの内容を受けて、Bに言い換える過程で、結論意識が強く働いている場合に使われる。
結局:いろいろあった結果、行き着く先の最後の結果を表す。


When using「要するに」, using expressions of judgement「のだ」「ということだ」「はずだ」など often come at the end.