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とき

脱落

小さいから、日本の文化や物事に興味がある。
小さい時/ころから、日本の文化や物事に興味がある。

Saying「小さいから」would mean "from small," which doesn't make sense in Japanese. It needs to be expressed as the time I was small「小さい時/ころ」.

付加

週末の時、そこは込んでいます。
週末、そこは込んでいます。

冬のときは雨がたくさん降って、いつも傘を持っていなければなりません。
冬は雨がたくさん降るから/ので、いつも傘を持っていなければなりません。

Both 週末 and 冬 are words that already have a time period associated with them, so using「とき」is unnecessary.

誤形成

病気とき、いなかの人は大変です。
病気のとき、いなかの人は大変です。

❌ 日本に来たばかりとき、日本語は全然できなかった。
✅ 日本に来たばかりのとき、日本語は全然できなかった。

ときは、本を読みます。
暇なときは、本を読みます。

暇の時、彼はバスケットボールをしたり、音楽を聞いたりしている。
暇な時、彼はバスケットボールをしたり、音楽を聞いたりしている。

❌ 音楽や英語などの能力は、小さいの時から練習すれば、自然に習えて上手になれるそうです。
✅ 音楽や英語などの能力は、小さいの時から練習すれば、自然に習えて上手になれるそうです。

とき→たら and とき→と

Using「とき」involves a specific point in time. It often gets confused with「たら」and「と」.「たら」「と」both connect the first and second clause.
とき:「との時点で」という、時間軸上のあるポイントしか表さない。
たら:①仮定条件(う)、②確定条件(あ、い)、その場合にどのような行為・事態がもたらされるかを表す。
と :前件がきっかけとなって、後件の行為・事態が引き起こされるという関係が表される。(え、お)

とき→ても

❌ なぜ日本語の勉強を始めたかと聞かされたとき、実は私も分からない。
✅ なぜ日本語の勉強を始めたかと聞かれても、実は私も分からない。

❌ 貧乏な子供は、学校へ行きたいとき、勉強できません。
✅ 貧乏な子供は、学校へ行きたくても勉強できません。

These two examples express 逆接, so「ても」is needed. Because「行きたいと思った」isn't focusing on a specific time,「とき」cannot be used.

とき→て

❌ 手紙を書いたとき、郵便局で出します。
✅ 手紙を書いて、郵便局で出します。

This is an example of 継起「て」to show successive events.

とき→とき(に)は and ときに→ときは

ときに:ある時の一点に強く焦点を当て、「いつ」後件の行為・事態が起こるのかを述べる。
ときは:「その事態の生じるとき」を主題として取り立てる(あ、い)か、その時点についての話し手の判断を述べる(う)。前者は「ときには」にすることもでき、「それ以外のとき」との比較を感じさせる。

とき→場合

⭐ 授業に出るとき、科目登録書を事務室に出す。
✅ 授業に出る場合、科目登録書を事務室に出す。

「授業に出るとき」isn't a mistake necessarily, but it has the meaning of「授業に出るとき、いつも科目登録書を事務室に出す」. For the intended meaning of「登録するなら」then「場合」is appropriate.

位置

❌ チョウさんを始めた見たときは、寮の食堂で会った。
✅ チョウさんを初めて見たのは、寮の食堂で会ったときだ。

The first clause of「チョウさんを初めて見たとき」isn't asking these questions「何が起こったか、どう思ったか」. Instead, it is intended to mean「それがいつだったか」. So instead of「~ときは~」, the pattern 強調構文「AのはBだ」is better. What is being emphasized(強調したのは)is the second clause「寮の食堂で会ったとき」.

に際して→ときには

❌ ところで、ハリラヤに際してムスリムは特別な暇を着ます。
✅ ところで、ハリラヤのときには、ムスリムは特別な暇を着ます。

Other words used to express time as「場合」and「に際して」, among others. However, whichever word you choose needs to reflect what kind of writing you are doing. In this example,「に際して」is used in writing, but it doesn't match with the rest of the sentence. Many learners make these kinds of mistake, possibly to try using words to sound smarter. Be careful of that.

主語・主題

❌ 在学証明書をわたすとき、学生証を見せないともらえません。
✅ 在学証明書をもらうときは、学生証を見せないともらえません。

When using「とき」, there can be different subjects in the two clauses. However, like in this example, it is better to use the same subject in terms of consistency from the speaker's point of view. In short "speaker → third person" should be "third person → third person."

テンス・アスペクト

❌ 将来、私が年をとる時、理解できない新しい若い人たちの「⋯族」が観れるかもしれない。
✅ 将来、私が年をとった時、理解できない新しい若い人たちの「⋯族」が観れるかもしれない。

疲れるときは、私の車の中で休憩してもいいし⋯。
疲れたときは、私の車の中で休憩してもいいし⋯。

❌ 家に帰ろうとするとき、まだ仕事が残っているのに気づいた。
✅ 家に帰ろうとしたとき、まだ仕事が残っているのに気づいた。

タ形:従属節で述べられる事柄の完了が、主節の事柄の時点より前である。
ル形(非過去):従属節で述べられる事柄の完了が、主節の事柄の時点と同時か、それ以降である。

Points to Note

Be sure what comes before「とき」is correct( 動詞・形容詞など).


Be careful what tense aspect you use before「とき」.
Be sure to review the differences among「とき」「と」「たら」.
Whether or not「は」or「が」is used, the meaning should be clear. When the subject changes, then the subject should use「が」.
It's important to get a complete grasp on the difference between 「に」and「は」after「とき」.
Besides「ときに」and「ときは」, there are also「ときから」and「ときまで」.