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そして

脱落

❌ 初めて新宿に行った時、街の両側に立ち並んでいる林みたいな高層ビルに、Φ次から次へと現れる町の人々にびっくりした。
✅ 初めて新宿に行った時、街の両側に立ち並んでいる林みたいな高層ビルに、そして、次から次へと現れる町の人々にびっくりした。

「そして」should be used to connect 「高層ビルに」and「次から次へと現れる人々に」.

❌ しかし、一番重要なことがあります。何かというと心です。心を安定させるのが、風邪にかからない一番いい方法だと思います。Φこれは何にもまして難しい方法だと思います。
✅ しかし、一番重要なことがあります。何かというと心です。心を安定させるのが、風邪にかからない一番いい方法だと思います。そして、これは何にもまして難しい方法だと思います。

This example is the same as above; however, 「しかし」is also acceptable in place of 「そして」.

付加

❌ 日本の学校は5日間勉強します。インドネシアの学校は6日間勉強しますけど、毎日2時までで、そして午後はクラブやアクティビティのために学校へ行きます。
✅ 日本の学校は5日間勉強します。インドネシアの学校は6日間勉強しますけど、毎日2時までで、午後はクラブやアクティビティのために学校へ行きます。

Because 「で」was used instead of 「です」and ending the sentence, 「そして」is unnecessary and doesn’t add anything since the sentences are already combined using 「で」.

そして→そうすれば

❌ 毎日天気予報を聞いたら、傘とか、レインコートとか、オーバーとかの用意ができる。そして、仕事する時や出かける時、何も心配しなくていい。
✅ 毎日天気予報を聞いたら、傘とか、レインコートとか、オーバーとかの用意ができる。そうすれば、仕事する時や出かける時、何も心配しなくていい。

Many Japanese learners don’t think about what kind of connection sentences have when when using transitional words. Without having the grasp of transitional words, they tend to use 「そして」.
「天気予報を聞いて準備をする」and 「何も心配はない」have a condition/result relation. Simply 「そして」doesn’t cut it, and conditional expressions such as 「そうすれば」are correct.

そして→そのあとずっと

❌ 昨日、宿題が終わって、そして、サッカーをやっていました。
✅ 昨日、宿題が終わって、そのあとずっと、サッカーをやっていました。

This example shows the difference in meaning for lapse of time. 「そのあとずっと」means that not only after finishing homework did this person play soccer, but continually played soccer after finishing homework yesterday. 「そして」doesn’t convey any meaning in regard to how long the person was playing soccer—only that after the homework was finished that soccer was played.

そして→それからは

❌ (国の)国際空港に着きました。(中略)出口を出た時、父が日本で食べられない果物を3つくれたので、私は心から感動しました。そのあと、いろいろ日本についての話をしました。そして、毎日遊んで過ごしました。
✅ (国の)国際空港に着きました。(中略)出口を出た時、父が日本で食べられない果物を3つくれたので、私は心から感動しました。そのあと、いろいろ日本についての話をしました。それからは、毎日遊んで過ごしました。

「そして」and「それから」also differ based on lapse of time. 「それから」emphasizes “after ~.”
そして=全体でひとまとまりの意味をなす
それから=出来事や発話の時間的な前後関係に沿ってそれぞれを独立的に結びつける

There are circumstances when either may be used:
① ゆっくり手を上げてください。そして静かに息を吸ってください。
② ゆっくり手を上げてください。それから静かに息を吸ってください。

そして→そのとき

❌ 最初日本に来たとき、住む所を決めなければなりませんでしたから、アパートを探しに行きました。不動産屋さんは探してくれましたが、そこでいろいろ契約して、そして敷金、礼金というものをはじめて知りました。
✅ 最初日本に来たとき、住む所を決めなければなりませんでしたから、アパートを探しに行きました。不動産屋さんは探してくれましたが、そこでいろいろ契約して、そのとき敷金、礼金というものをはじめて知りました。

「そして」cannot be used because the information was not known up until that point in time. 「そのとき~を初めて知った」is better, because it expresses that after everything that happened previously in the sentence, then at that time the information was known for the first time.

そして→そのため

❌ 私の知り合いの何人かは、化粧するために、いつも朝早く起きなければなりません。そして、授業中は眠くて、授業の内容はよく吸収できないようです。
✅ 私の知り合いの何人かは、化粧するために、いつも朝早く起きなければなりません。そのため、授業中は眠くて、授業の内容はよく吸収できないようです。

「そして」cannot be used when expressing cause.

そして→それで

❌ キャッシュカードを盗まれました。そして銀行へ行きます。
✅ キャッシュカードを盗まれました。それで銀行へ行きます。

「そして」cannot be used when expressing cause.

そして→だから

❌ 2週間前に、その友達と電話で話した時、「今日でも明日でも、あるいはいつ来てくださっても歓迎しますよ。」と言っていました。そして、大丈夫だと思います。
✅ 2週間前に、その友達と電話で話した時、「今日でも明日でも、あるいはいつ来てくださっても歓迎しますよ。」と言っていました。だから、大丈夫だと思います。

「そして」cannot be used when expressing cause.

そして→その結果

❌ 農家の数も脳天の数も減り、若い人や男が農業以外の仕事に出てしまうため、女と老人だけで農業をやらなければならない家が増えている。そして、農業就業人口の女性化と並んで、その老齢化も著しい。
✅ 農家の数も脳天の数も減り、若い人や男が農業以外の仕事に出てしまうため、女と老人だけで農業をやらなければならない家が増えている。その結果、農業就業人口の女性化と並んで、その老齢化も著しい。

Just like the above three examples 「そして」cannot be used when expressing cause. This is more of an academic writing style, so 「その結果」is needed rather than any of the previous words with the same meaning.

そして→また

⭐ 日本語と日本文化の授業を取っている。そして、国際関係の授業も取ろうとしている。
✅ 日本語と日本文化の授業を取っている。また、国際関係の授業も取ろうとしている。

⭐ マレーシアでは、大きな病院しか新しい方法を使わないので、国立病院でも治療代が高い。そして、いい看護婦もあまりいない。
✅ マレーシアでは、大きな病院しか新しい方法を使わないので、国立病院でも治療代が高い。また、いい看護婦もあまりいない。

「そして」is fine in these examples, but 「また」is preferable when wanting to just add one extra thing to the previous sentence. 「そして」can be used in either writing or speech to express a subjective emphasis. When compared to 「また」、「そして」is used more in writing than in speech, and it has a feeling of emphasis.

そして→さらに

❌ たばこを吸うことが権利だという人は、それは個人の問題だと考えますが、実は、これは全世界の会社問題だと思います。そして、子供に対する問題の重要性を特に強調しなければなりません。
✅ たばこを吸うことが権利だという人は、それは個人の問題だと考えますが、実は、これは全世界の会社問題だと思います。さらに、子供に対する問題の重要性を特に強調しなければなりません。

In this example concerning smoking and society, the writer wanted to add a more important point to the previous sentence while also emphasizing that it is even more important than what was previously said. Therefore, 「さらに」is best for this situation.

そして→要するに

❌ このごろ、人工衛星を使って、天気予報も正確にできるようになった。これはまた、気象庁で働く人の予測の力のおかげによるところも大きい。そして、天気予報があるということは大切なことである。
✅ このごろ、人工衛星を使って、天気予報も正確にできるようになった。これはまた、気象庁で働く人の予測の力のおかげによるところも大きい。要するに、天気予報があるということは大切なことである。

「要するに」is used to summarize what was previously said into a more concise or simpler sentence. 「そして」cannot function in this manner.

その時→そして

⭐ 5歳の時、家族と一緒に台北へ引っ越した。その時、私は幼稚園に入った。毎日、午前中は家の近くの幼稚園に通った。
✅ 5歳の時、家族と一緒に台北へ引っ越した。そして、私は幼稚園に入った。毎日、午前中は家の近くの幼稚園に通った。

「そして」has a better flow to it than repeating 「その時」because the sentence began with 「の時」. It’s not incorrect, but the correct example has better flow and sounds much more natural.

Points to Note

「そして」is the basic fundamental way to connect two sentences that are related.



「そして」cannot be used to explain a cause. It is a bit more textbookish and can also be used for emphasis
例:a.雨がやんで、青空が広がった。
b.雨がやんで、そして、青空が広がった。
Example b.does not explain reason but rather emphasizes what happened next.

「そして」can also function simlar to「と」when listing items and can be used instead: 「A、B、C、そしてD…」