[ホーム]

そこで

付加

❌ 道がわからなくて困っています。そこで、もう一度電話をかけて聞きましょうか?
✅ 道がわからなくて困っています。もう一度電話をかけて聞きましょうか?

The last sentence should some intention, so 「そこで」isn’t suitable here.

そこで→そうしたら

❌ みんなはいくらがんばっても、その問題が溶けなかった。そこで、彼が簡単にその問題を解いた。
✅ みんなはいくらがんばっても、その問題が溶けなかった。そうしたら、彼が簡単にその問題を解いた。

The second sentence expresses a result (結果), so 「そうしたら」is appropriate. If we were to rewrite the sentence in order to use「そこで」correctly, then action (行為・行動) would need to occur:

みんなはいくらがんばっても、その問題が溶けなかった。そこで、彼がその問題と取り組み、簡単にその問題を解決した。

そこど→そして

❌ ここで別れてまた会いましょう。そこで、あした九時まで休みましょう。
✅ ここで別れてまた会いましょう。そして、あした九時まで休みましょう。

Because information is just being added to the previous sentence (rather than combining sentences), 「そこで」is inappropriate.

そこど→そのとき

❌ 今朝10年ぶりに山下さんに会った。そこでいろいろな話をしたりして、とても楽しかった。
✅ 今朝10年ぶりに山下さんに会った。そのときいろな話をしたりして、とても楽しかった。

Because this is concerning a specific point in time, 「そこで」is inappropriate.

そこで→それで

❌ 説明をしてくれた。そこで、わかった。
✅ 説明をしてくれた。それで、わかった。

❌ このセーターは高くて、お金が足りない。そこで、買わない。
✅ このセーターは高くて、お金が足りない。それで、買わない。

❌ お金がなくなりました。そこで友達に借りて、本を買います。
✅ お金がなくなりました。それで友達に借りて、本を買います。

❌ 彼はやっと事実を述べた。そこで、この事件を解決することができた。
✅ 彼はやっと事実を述べた。それで、この事件を解決することができた。

❌ 今朝は朝寝坊をしたので、とても急いで学校に来た。そこで、つい宿題を持って来るのを忘れてしまった。
✅ 今朝は朝寝坊をしたので、とても急いで学校に来た。それで、つい宿題を持って来るのを忘れてしまった。

そこで=単なる状況から行為への移行を示す場合
それで=明確な原因・理由

When there is a clear cause/effect relationship between two sentences, 「それで」is better to use. 「そこで」presents a situation and an action taken because of that reason, but it is not necessarily a strong cause/effect relationship like 「それで」. It doesn’t help that 「そこで」and「それで」have very similar pronunciations, especially when a learner has trouble with listening comprehension, making confusion between these two points worse.

そこど→だから

❌ また、子供が一人で、親からの指導なしにテレビのたばこのコマーシャルを見ることは危険だと思う。そこで、たばこのコマーシャルをテレビで放送するのは感じた方がいいのではないだろうか。
✅ また、子供が一人で、親からの指導なしにテレビのたばこのコマーシャルを見ることは危険だと思う。だから、たばこのコマーシャルをテレビで放送するのは感じた方がいいのではないだろうか。

❌ 風邪を引いている人が多くなっている。そこで、季節の変わり目には、特に自分の体に注意してください。
✅ 風邪を引いている人が多くなっている。だから、季節の変わり目には、特に自分の体に注意してください。

「だから」is more of a spoken way of speaking than 「そこで」. Whenever you use things like 「てください」「ましょう」、then 「そこで」cannot be used, and 「だから」sounds more natural than 「それで」.

そこで→では

❌ この説明はだいたいわかったと思います。そこで、次のページに入りましょう。
✅ この説明はだいたいわかったと思います。では、次のページに入りましょう。

The second sentence here is a spur-of-the-moment change in conversation based on the contents from the previous sentence. Sometimes you will hear 「じゃあ」in place of 「では」.

文末

❌ 大勢の人が困っていました。そこで、今は毎日テレビで放送して、レストランのかどに、公共の場所でみんなたばこを禁止する印がおいてありました
✅ 大勢の人が困っていました。そこで、今は毎日テレビで放送して、レストランの隅やすべての公共の場所に、たばこを禁止する目印(標識)を置くようになりました

Because the speaker ended to write about the result of the action that took place 「毎日テレビで放送して」、it’s necessary to use 「ようになりました」.

Points to Note

それで=理由
そこで=物事の移動ということ



「そこで」は授業などであまり体にに教えられていないようだ。話し手自身について、また、他者について、自体の進展や経過を報告する時に使われることに言及しておきたい。

「そこで」の文末には意志表現が来ることもある(例:<論文の序論などで>そこで本研究では◯◯について考察したい。)が、一般的には「した」という過去の形が来ることが多い。